夫が突然この世からいなくなり、毎日生きる気力もなく、 ただ息をするのが精一杯でした。
でも、子どもがいたので 最低限の洗濯・掃除・そして食事の用意は待ったなしでした。
食事を作るということは、 買い物からです。
『買い物』がこんなにつらいとは・・・
夫の好きだったもの。
夫がこそっとカゴにいれてたもの。
そんなものをみては涙。
買い物はほとんどいつも二人で行ってたので、 スーパーで居ないはずの夫がいるような錯覚・・・
レジに行くと、老夫婦が会計を済ませ、 重いかごをだんなさんが台まで運ぶ姿・・・
もう号泣でした。
もう私はこんな当たり前がないんだ。
ひとりぼっちなんだと思い知らされる。
お化粧する気にもならなかったので、マスクで買い物。
よかった・・・泣いてもバレないや・・・
ろくに買い物も出来ず家に帰ったこともありました。
そんな 私が唯一癒されるというか救いだったのがネットの世界。
若年で死別なんて、現実には滅多になくて。
両親でさえ、夫婦でいることを恨んでしまいました。
そんな中、『死別』『ひとり親』 などで検索するとパレット倶楽部がヒット。
ページをめくり、食い入るようにみてました。
直接林さんにメールすると、 こちらの大森さんを紹介してくださいました。
それがちょうど去年の7月ごろ。
大森さんからも、度々メールを頂けて安心したのを覚えています。
関西の会に参加表明するものの、子どもの都合・ 仕事の都合でなかなか行けなくて・・
でもこの5月、初めて参加させて頂きました。
え?ここにいてる皆さん死 別??
こんなにいらっしゃるんですね。
でも、ここではどんなことでも本音で言えます。
しかも、全然引かれません。
(現実の友達には、もう遠慮して何も話せないのです。)
涙で顔がくしゃくしゃになっても、次の瞬間大笑いしてる自分。
とても気が楽で、初対面とは思えなかった。
みなさん、辛い経験が共通なんですもの・・
心が通うわけなんですね。
夫が居るときと、 いなくなった今では世界の色が変わってしまったけど、
またこちらのメンバーさんたちとの世界が出来た事、
大森さん、伊藤さん、みなさま、
そして泣き暮れる私をここに連れて来てくれたであろう夫に感謝し ています。
まだまだ元気が出ない私ですが、まだまだ続く私のこれから。
あとどれくらいかわからないけど、みなさんのお力お借りして 歩んでいかせてください。
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