うぬぼれ

副世話人のいとうです。

 

1年くらい前から、目に留まった記事などを

抜粋してメモをするようになったのですけど

その中で、「ああ、なるほど」と思ったことです。

 

【美輪明宏さんが仰った言葉】

「みんなが幸せで自分だけが不幸」と思うのは「うぬぼれ」。

自分だけが特別な存在ではない。

自分も世の多くの人々も足並み揃えて平等に不幸。

僻んで嘆くことはない。

安心して。

みんなそれぞれ不幸なのだから。

 

確かにそうかもと思いました。

まわりに死別した人がいないと余計に自分だけが不幸に感じてしまう。

アルシエロの仲間に出会うまでは自分の不幸度はMAXでした。

でもそうじゃないんだと気付かせてくれました。

悲しい思いをしてる人は自分だけじゃない。

死別経験のない人に言われたらカチンとくるけど

自分で気づくのことが大事だなと思いました。

 

正直に言ってしまうと

病気で亡くされた方が多い中にいると

自死で亡くしてる私は

告知されたときの思い、治療法、看病をしてるときの話など

こういったお話には入っていけないので

アウェイだーと思うことがありました。

 

でも亡くした原因はそれぞれだけど

大切な人を亡くした経験は共通なんだと。

壁を作っていたのは自分だったと気づいたとき

アウェイ感はなくなりました。

 

自分だけ違うと思ったのは

やっぱり「うぬぼれ」だったんだと

この文章を読んで思いました。

 

気づかせてもらたことに感謝します。